キョーエー メラミン食器 総合カタログ Vol.8
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特徴・その他77丈夫で機能的楽しい・美しい豊富な種類・色柄スタッキング性安 全丈夫で扱いやすい収納性・盛り付けた料理を、食卓に運んで食事が始まります。配膳には軽くて丈夫な、安定性の良い機能的なトレーや器が何より便利です。「器は料理の着物」と言われます。四季を盛り、食べながら見る、見ながら食べる楽しさはまた格別です。美しい器は、程よい重量感、柔らかな感触、あたたかな肌ざわりなど、メラミン樹脂の性質を活かし、品質・デザインにすぐれたキョーエーメラミンならではの特徴です。器も料理の内と言われます。器を選び、盛り付けてはじめて料理が仕上がります。器と料理との調和、器どうしの調和が大切です。料理の種類、盛り付けに合わせて、キョーエーメラミンウェアの豊富な種類、色柄の中から自由に器をお選びいただけます。メラミン樹脂は、熱伝導率が小さいので保温性が良く、温かな料理が冷めにくい特徴があります。メラミン食器は、食品衛生法に基づいて食器の規格基準(昭和34年厚生省告示第370号、平成18年厚生労働省公示第201号)が設けられています。さらに、業界自主規格基準、社内規格など、各種の厳格な安全規格基準を定め品質保持を行っております。器を重ねたり、器どうしがぶつかったり、水道の蛇口に当たったり、食事の後片付けは洗うことから始まります。丈夫で割れにくいメラミン食器は、取扱いが大変楽です。また、鋭い音がしないので快適に作業が出来ます。洗いやすさを重視し、角・コーナー・角などは丸みをもたせたアール設計になっています。積み重ねがしやすい、安定が良いなどのスタッキング性、整理・保管がしやすい、場所をとらないなどの収納性など、製品のすみずみまで工夫がこらされています。製品の特徴製造方法の特徴キョーエーメラミンウェアは、高性能の自動成形機によってつくられています。メラミン樹脂を、高周波加熱装置(プレヒーター)によって予備加熱し、それを温度調節機により一定温度に加熱された金型の中に入れます。そして、1平方センチ当たり約200kg(例えば、直径25cmの皿の場合で約100トン)の高圧をかけて圧縮成形(コンプレッションモールディング)します。メラミン樹脂は、金型の中で一定時間加熱・圧縮され、可塑化→賦形→硬化反応→高分子化の過程を経て、プラスチックの中で最も表面が硬く耐熱性のよい、不熔・不融のメラミンウェアとなります。絵付製品の場合は、上の基本的な圧縮成形を三回繰り返します。第二回目に、絵柄を印刷した模様紙(予めメラミン樹脂を含浸させてある)を成形品の表面に置き、圧縮積層成形します。さらに第三回目に、模様紙の表面に透明のメラミングレーズを置き、コーティング成形します。こうして製品は三層構造となり、表面には透明の保護層が形成され、あたかも陶磁器に釉薬をかけたように緻密で、美しく光沢があり、耐久性・耐汚染性にすぐれたキョーエーメラミンウェアが出来上がります。以上の製造方法には、製造設備、金型、原料、成形、仕上等すべての工程にわたって、高度な技術と厳しい品質管理が要求され、キョーエーの成形の歴史と、豊富な経験・技術がすみずみまで活かされています。キョーエーメラミンウエアの特徴

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