キョーエー メラミン食器 総合カタログ Vol.8
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風 風・洋 中華風和 仕切皿・小判皿ベーカーボール・カップその他プレートバットトレー・お盆特徴・その他索引価格表78食器類の洗浄が完全に行われているかどうかを簡単に検査する方法で、澱粉性食品と脂肪性食品に分けて試験を行います。約0.1Nヨウ素液、またはヨードチンキに水を加えて約3倍に希釈したものを試薬として用います。食器の表面全体にヨウ素液がよく行き渡るようにふりかけます。そして軽く水洗いし、青色を呈する部分があるかどうかを調べます。澱粉性のものが残っているときは、その部分が青色になります。バターイエロー0.1gをアルコール100mLに溶かすか、またはイエロー0-13(食用色素、黄色3号)に0.1%溶液を試薬として用います。食器の表面全体に色素溶液がよく行き渡るようにふりかけます。そして色素容器が残らなくなるまで軽く水洗いし、黄色に染まる部分があるかどうかを調べます。脂肪が残っているときは、その部分が黄色に染まります。電子レンジにはお使いにならないでください。メラミン食器は、電子レンジ(誘電加熱)に使用した場合、メラミン樹脂の損失係数(誘電率×力率)が大きいため、高周波によって食器自体が加熱されやすい性質があります。そのため、破損やヒビ割れをおこす場合がありますので、電子レンジにはお使いにならないでください。脂肪性残留物の試験■お取り替え時期についてプラスチック製食器には、一般的に耐用年数はありません。毎日お使いになる食器とそうでない食器など、使用条件と使用頻度によって劣化の時期は異なります。取り替え時期は、割れ、欠けなど機能的な問題が出たとき、また、表面の光沢がなくなったり、黄ばみ汚れなど美観を損ねたときとお考えください。取り替え時期としては、適切な使用条件で、使用回数1,000回位を目安としています。これは品質保証を意味するものではなく、使用方法としては取扱のご注意に従っていただくことを条件としたうえでの一つの目安です。澱粉性残留物の試験[参考]資料食器洗浄の簡易試験

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